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2009年4月

2009年4月28日 (火)

人間関係とビリヤード

人と人との関係は、ビリヤードと同じ。
一つの玉が、あちらこちらの玉にぶつかり、
一見関係ないような玉が穴の中に吸い込まれていく。

ビリヤードをやりこんでいくと、
そのうち、玉の位置関係がわかってくる。

どの玉を突くと、他の玉が動くのかが見えてくる。

先を見通すこと。
今の行動が、この先どのような影響を回りに及ぼすかを、
シミュレーションしてみること。

因果応報 あなたが行うことは、どのような形でかはわららないけど、必ずあなたに返ってくる。

その場は、なんとかしのげるかもしれない。
でもそのインパクトは後々、あなたに返ってくる。

あなたの行動は、誰に影響を与えますか?
その影響はどのような影響ですか?
その影響は、あなたの望んだ影響ですか?
その影響は、その人が望んだ影響ですか?

その影響を受けた人は、他の誰に影響をあたえますか?
その他の人にどのような影響を及ぼしますか?
その影響は、その他の人が望んだ影響ですか?

私たちは神様じゃないから、すべてを見通すことはできないけど、
できるかぎり、その影響を感じながら考え、行動することが大切なんじゃないかなと思う。

それが、エコロジーチェック(全体性のチェック)、
そして、フューチャーペーシング(未来のシミュレーション)。

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とある企業のパーティ風景(NLPメタファー)

とある企業のパーティーでのお話。

8人掛けの円卓が5つあり、

40人ほどの人がそれぞれ席に着いていました。

Aさんも、そのパーティに招かれやってきました。


Aさんがよく一緒に仕事をする部署とは、別の部署が企画したパーティらしく、会場にはいると、知っている顔がひとつもありません。


「この方はどなただろう?」と、同じテーブルについた人たちも不思議そうな顔をしていました

知らない顔ばかりでしたが、折角お招きをいただいたのだから、楽しく時間を過ごそうと、周りの人たちとにこやかに話しを始めました。

会話は、どんどん盛り上がってきました。

話題が好きなお酒の話になりました。
Aさんは、ビールが苦手で、ワインが大好きでした。

飲み放題のプランに、ワインが入っていなかったので、
Aさんは自腹でボトルワインを頼むことにしました。

Aさんは、自然な雰囲気で、そのワインを同じテーブルの皆に振る舞いました。

Aさんはもちろん、そのテーブルにいた皆は、とても楽しく雰囲気の良い時間を過ごすことができました。


隣のテーブルには、その部署の部長さんが座っていました。
そのテーブルのお話。

パーティーも終盤。
とても美味しそうなケーキがデザートに出されました。

それを見た部長は、
「なんかコーヒー飲みたくなっちゃうねー」と言いながらテーブルの皆を見渡し同意を求めました。

彼は、ちょうどそのとき近くを通りかかったウエイトレスに、「コーヒーは?」と、訊ねました。

「別料金になりますが、ご用意できます」
とウエイトレス。

「いくら?」
と部長。

「300円になります」

「じゃあ、いいや、いらない」

「・・・・・・」

ちょっと気まずい雰囲気がテーブルに流れました。

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2009年4月23日 (木)

あなたの「実り」は、みんなを幸せにしていきます。

NLPは、自分自身に気づき、そして自分の深い部分から変化をもたらしていくツールです。
ゆっくりとじっくりと自分の心を耕すことによって、
より滋味に満ちたリソースフルな状態へと導いていくことができます。

よく耕されて心には、素晴らしい実りが訪れるでしょう。

その実りは、あなた自身のものであり、またあなたはその実りを
あなたの周りの人へ、あなたの大切な人へプレゼントすることができるでしょう。

そう、豊かな実りは、あなた自身だけではなく、あなたの周りの人たちをも、
幸せにする力があるのです。

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「悲しみ」から自由になること

様々なワークを通して、私たちは、

他の誰かではない、「自分自身としての自分」とは何かにも気がついていきます。


自分の中の悲しみを感じるには、自分自身をデソシエートして見ることが大切になってきます。


デソシエートした時、自分の悲しみに触れ、そしてまた他者の悲しみにも触れることが可能になります。


そう、自分自身「悲しい」のではなくて、自分がただ「悲しみ」という部分をコアの部分にもっているんだ!と
気がつくことです。


デソシエートして、その「悲しさ」を見て、聞いて、触れることにより、
私たちは、その「悲しさ」から自由になることができるのです。

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2009年4月17日 (金)

「悲しみの共同体」

以前、トランスパーソナル心理学を日本に紹介した立役者である
吉福伸逸先生に師事したときに「悲しみの共同体」という概念を教えていただいた。

「悲しみの共同体」を私なりに解釈すると次の通りとなる。

どんなに幸せそうに見えても、
どんなに成功しているように見えても、
どんなにお金を持っていても、
どんなに怖面(こわもて)で怖そう見えても・・・。

人は誰でも、
独りで生まれてきて、
独りで死ぬ。

全ての人は、孤独で悲しみをたたえた存在である。

その「悲しみ」を紛らわすために、
ある人は陽気に振るまい、
ある人は、悲しみ、
ある人は、怒る。

存在の裏側に隠されている悲しみに触れたとき、
人は、人を本当の意味で理解できるのかもしれない。

「あぁ、この人も独りであるという悲しみを背負った存在なんだ」

それに気がついたとき、人に対する妬みも恐怖も消えていく。

私たち人間は、独りであるという「悲しみ」を共に背負って、
この世界で生きている。

〜〜

18日の土曜日に行うマスタープラクティショナーコースでは、
この「悲しみの共同体」を体感できるワークを行う予定です。

人の悲しみに触れたとき、人に対する妬みや恐れは消えていく。
そのことを参加者に実感してくれたらなぁと思っています。


そしてこの「悲しみの共同体」のワークの次には、
「同行二人(どうこうににん)」のワークを行います。

いつでもあなたのそばで、あなたを励まし勇気づけてくれる存在が
いるとしたらどう感じるでしょう?

このワークを行うと「人は独りでありながら、独りではない」ことを
体感できるようになります。

生まれてくる前からずっと、目には見えないけれども
自分を見守り、応援し続けている存在をメタファー(物語)として、
つくり出していきます。

自分を勇気付け励まし続けてくれる存在をイメージすることで、
いつでもパワフルで明るく元気でいることができるようになるワークです。


19日からは、新しいNLPプラクティショナーコースも始まります。

この週末がとても楽しみです!

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2009年4月13日 (月)

NLPとトランス誘導ワーク

葉桜の緑ととところどころにまだ残っている桜のピンクを見ていると
無性に桜餅が食べたくなります。

先日の土曜日、マスタープラクティショナーコースの4日目でした。


心につばさを!のマスタープラクティショナーコースでは、
たっぷりと催眠誘導のワークを行います。

「静かな時間」と題して、毎朝1時間ほどの時間をたっぷりと使って、
参加者の無意識が活性化するお手伝いをしています。


ゆっくりと、そして丹念に意識の世界から無意識の世界へ降りていきます。

深い意識のレベルでは、なにか懐かしいような、なにか充実感を感じさせるような、そしてなにか安心感を与えてくれるようなイメージが浮かんできます。

この深い意識のレベルでは、今までの疲れを癒し、そして心の奥底からわいてくるエネルギーを感じることができるかもしれません。

メタファー(隠喩)のイメージとして、前世が出てくる人もいれば、
精霊や守護霊、天使に出逢われる方もいらっしゃいます。
(あくまでもトランス状態で見る夢の中のお話しです)


一日の始まりのこの一時間は、心につばさを!のマスタープラクティショナーコースでは、とても貴重なものです。

この一時間で、心の調整をして学習意欲と能力を高めていきます。
また、心の状態を揉みほぐして、柔軟性を取り戻していきます。


豊かな実りがある畑は、種をまく前に、十分に耕してあります。

コチコチに固まった土では、植物に十分な栄養が行き渡りません。
根っこを思う存分に広げることができる柔らかく、栄養に富んだ土を作ることによって、豊かな実りをえることができるのです。

頭も、心もそう、十分な成果があがるのは、学習を始めるまえに、
十分にほぐして耕してあげることが大切です。


今までは、椅子に腰掛けた形で、トランス誘導を行っていましたが、
寝そべったほうがより深くリラックスできるのでは・・・とのご要望がありました。

そこで、今回は、参加者の方からのリクエストで、ヨガマットを導入しました。

寝そべってのトランス誘導が初めての方は、最初こそ、とまどっていらっしゃいましたが、皆さん、ぐっすりとより深いトランスに入ることができたようです。


「トランス誘導」は、そんなに難しいものでもないし、特別のものでもありません。「トランス状態」を誰でも簡単に味わうことができるし、誘導することも簡単です。

本を読んでいて夢中になっていると、呼びかけられても気づかないことがあると思います。また映画に夢中になっていると、自分が映画を見ているということを忘れて、登場人物になりきって映画を見ていることもあるかもしれせん。

そう、これが「トランス状態」なのです。


「トランス誘導」のワークは、受講生だけでなく、誘導している本人も、軽いトランス状態に入りますので、とても気持ちが良いものです。

一緒に「トランス状態」に入っていく。そうこれも一つの「ミラーリング」であり、「ペーシング」です。

「催眠(トランス誘導)は、「かける」ものではなく「一緒に入っていって、一緒に楽しむもの」だと思います。

誘導する本人が心地のよい状態になってこそ、相手も安心して心地のよいトランス状態へと入っていくことができるのだと思います。


今週の土曜日は、いよいよ第5日になります。

今まで習ってきたNLPのスキルを組み合わせて、新しいスキルもどんどん紹介していきます。

また一日をかけて、参加者の皆さんと遊べるのが、今から楽しみです。

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2009年4月 2日 (木)

「知らないことを知る」大切さ

知ったかぶりをするのは、もったいないことだと思う。


折角、新しい知識を得る機会なのに、それをみすみす逃してしまう。



昔、『知ってるつもり』というテレビ番組があったけれど、

「知ってるつもり」になっている状態が一番危うい。


「知ってるつもり」になると、もうそこから学びはない。

「知ってるつもり」になると、人の話も半分にしかきかない。

つまり、「聴く耳」を失ってしまうのだ。


「もう既に十分、学んでいて、知っているのだから、もう学ばなくても大丈夫!」

「はいはい、その話は、もうすでに十分知っていますよ。だから聴く必要はありません!」


月は満ちれば、欠けていくように、

もうすでに「十分だ」と思いこんでしまったところから、衰退が始まっていく。



ソクラテスは、「無知の知」として、「知らないことを知っている」ことの

重要性を説いた。


そして、NLPの創始者の一人、リチャード・バンドラー博士も同じようなことを述べている。


次に、少し長くなるが、

リチャード・バンドラー博士の

『神経言語プログラミング──頭脳をつかえば自分も変わる』より、著者あとがきを引用する。



────



 神経言語プログラミングを学んで得られる結果として重要なのは、一連のテクニックではなく、人生に対する姿勢です。これは好奇心と深く結びついており、自分の周囲で起こることに興味を持ち、これに影響を与え、役立つ方向へ持って行こうとする態度です。

 この本の中でお話ししてきたテクニックは、非常に強力です。それだけにこれをどう使いこなすか、何の目的で使うかについては、何が有用であるかをいつも念頭に置きつつ慎重に考えていただきたいと思います。あなたの人生にとって、長い目で見た場合に利益をもたらし、喜び、満足、楽しさ、幸福感を与えてくれる素晴らしいできごとも、その当初は必ずしも愉快なものであるとは限りません。それどころか欲求不満や混乱を引き起こす場合すらあり得ます。プログラミングを行う際には、このことはぜひ覚えておいてください。


 テキサスでの講演会へ向かう飛行機の中でのことでした。隣に乗り合わせた男性が『魔術の構造』という本を読んでいました。その表紙が目を引いたので、こうたずねました。


「あなたは、魔術をお使いになるのですか。」

「いいえ、私は心理学者です。」

「心理学者がどうして魔術の本を読んでいらっしゃるのですか。」

「これは魔術の本ではなく、意志の伝達に関するまじめな本なのです。」

「でしたら、どうしてそんな題名がついているのですか。」


 ここにいたって彼は座りなおし、三時間にわたってその本について説明してくれました。しかしその内容は私が執筆した時に意図したものとは、全くかけ離れていました。実のところ、彼は二番目の章ですでについていけなくなっていました。しかし私は質問を繰り返し、問答が続きました。そうしている間、私は「いやはや別の見方があるものだ」と、心底感心していたのでした。


 実は彼もテキサスでの講演会に行くところだったのです。次の日になって会場で会った時、彼は私が彼の忠告にしたがって講演会にやってきたと思いこんで、大変ご機嫌でした。しかしそれは、私が演壇にのぼり、マイクを手にするまででしたが。彼にはわかってもらえないと思いますが、私が飛行機の中で「その本を書いたのは私です」と言わなかった理由は、私にとっての新しいものの見方を学ぶ絶好の機会を見逃したくなかったからです。

 どんなことがあっても、完全にマスターし、完璧に行えるようになると、単なる労働になってしまいます。診療所をつくって人びとをよび集め、一日中繰り返し繰り返し恐怖症の治療をすることもできるでしょうが、これではつまらない日常の業務と変わるところがありません。しかし相談相手がやってくるたびに、たとえばエレベーターに対する恐怖をとり除くだけでなく、さらに突っこんでエレベーターに乗ることを楽しむように仕向けたら、もっとおもしろいではありませんか。つまり恐怖心を転化して、もっと役立つものに変えてしまうわけです。

 私は講演会に出かける時には、いつも前の晩に宿舎に着くようにしています。フィラデルフィアで、神経言語プログラミングの「上級者」と同じホテルに泊まり合わせたことがありました。私がバーへ行ってみると、ちょうどそのうちの一人が友人に語りかけていることろでした。「明日の講演が、また感覚要素についての繰り返しでないことを祈るね。すでに僕にはわかりきっていることだからね。」

 これを聞いて黙っているわけにはいきません。近寄っていってたずねました。


「いったい神経言語プログラミングというのは何なのですか。」

「説明するのは難しいですがね。」

「でも神経言語プログラミングについて、よくご存知なのでしょう。」

「ええ、もちろんです。」

「でしたら、そいつについて教えてください。一杯おごりますよ。」


 翌朝、講演会の会場で私が演壇に登った時、彼がどんなに驚くか、知るべくもないでしょうが、もうひとつ彼が気づいていなかったことがあります。それは私が三日間にわたるセミナーで彼に教えたよりも、ずっと多くのことを彼からバーで学んだということです。


全てを知ることは決してできないという観点に立って、あらゆることを初心に返ったつもりで受け入れてもらいたいと思います。というのは、しばしば「知らないということを知ること」を忘れがちになってしまいがちになるからです。「これは前に見たあれと同じだ」とか、「これは何々と変わらない」とか、「神経言語プログラミングなら、もう去年のうちにマスターしてしまった」といった発言をしがちなのです。私自身、神経言語プログラミングについてはわからないことだらけですから、本当にマスターした人がいるならば、教えてもらいたいくらいです。

 あることを学ぶことはもちろん大事なことですが、まだわからないことは何かを知ることは、さらに重要で、これができるかできないかで、人生に対する態度に決定的なちがいを生み出します。私たちの心の中には、私たち自身が気づいているよりも、ずっと多くのことがつまっていますし、身のまわりでも、思いがけないことが起こります。そのようなものごとに対しても、興味を抱き熱中できるという果てしない好奇心こそが人生を楽しくおもしろく、そして実りあるものにしてくれるのです。

 人間の行動というものは、すばらしいものではありますが、それが本当に役に立つかづかは、時と場所、そして場合によりけりです。皆さんは、自分の脳を使いこなす方法はすでにマスターしているのですから、次の問題はどの方向へ走らせていくかです。自分のバスを運転できないうちは、目的地の設定はたいした問題ではありません。設定したところで、そこにたどりつけないからです。しかし今やあなたは自分の脳を思う所へ運転していけるのですから、目的地を的確に定めることが非常に重要な問題です。うまく設定しないと、同じ所をぐるぐる回り続けたり、ひとつの道を行ったり来たりしてしまうことになってしまいます。


 あなたがどこにいようと、そして何をしようとしても、あなたが本書を通して身につけた技術、道具は、あなた自信が人生を楽しみ、新たなことを学ぶうえでの基礎となるでしょう。テキサスで私の隣に乗り合わせ、私に神経言語プログラミングが何であるかを説明してくれた男性と私との唯一のちがいは、私は彼から多くのことを学んだことを自覚していましたが、彼はそのことを全く知らないということでした。私は彼をからかったり、驚かそうとしたわけではありません。彼との問答が、私にとって新たなことを学ぶまたとない機会だったからです。しかし考えてみれば、人生の中で起こるあらゆるできごとは、二度と起こり得ない貴重なものです。ですから、その貴重な機会を逃すことなく、あなたが学んできた神経言語プログラミングのテクニックを駆使して、あなたの人生の役に立てていただきたいと思います。



『神経言語プログラミング──頭脳をつかえば自分も変わる』より、著者あとがき


バンドラー 著

酒井一夫 訳


原題  

『Using Your Brain ──for a Change』




"神経言語プログラミング―頭脳(あたま)をつかえば自分も変わる" (リチャード バンドラー)


────



バンドラー博士自ら(当時は、まだ博士ではなかったが)、まだ「NLPについてはわからないことだらけ」と言っているのに、「NLPのことなら知っている、マスターした!」と豪語するのは、厚顔無恥も良いところだと思う。



NLPについて、僕は多くのことをまだ知らない。だから、探求していく楽しみがある。

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